A 遠方からの来院の場合もありますので、一日で終了するよ
う治療計画は患者さんのご希望を伺いながら進めます。
A 基本的に本来の歯を必要以上に削ることがないので、ほぼ痛みはゼロにちかいです。麻酔を施さなければならないほどのむし歯の場合は、この治療法には向いていません。
A 実は歯も生きているのです!
白く見える歯(エナメル質)は、象牙質、さらに歯髄が通っています。歯髄は神経と血管が通っていて、ここから栄養をつかさどっています。これによりお口の中の「むし歯菌」が歯の中に入らないようにできているのです!
ところがストレスがかかると「むし歯菌」が入りやすい状態になり「むし歯」が発生しやすくなります。また、歯を削ると既に歯の象牙細管の中にいた「むし歯菌」は神経に到達してしまうのです。ほんの少し削っただけでも、今まで全く痛くなかった歯が突然痛くなるのは、この為なのです。いくら「むし歯」があっても直ぐに歯を削らず、「無痛虫歯治療・ドックベストセメント」でこれらの「むし歯菌」を殺菌し象牙細管を封鎖して菌が神経に到達できないようにしてから削らなければならないのです! そうすれば、痛くなく治療ができます。
A 残念ながら保険はききません。
しかし、もし歯の神経を抜くようなことになれば、一部負担金を合算しても「無痛虫歯治療・ドックベスト治療」代よりも高くなることもあります。ドックベスト治療は自由診療ですが、それほど高額な治療ではありません。
痛みもなく、神経も抜くことがなく済みますので、歯の寿命もほぼ一生にちかいことでしょう。保険内治療か自由診療かを選択するのは患者さん自身ですが、少々の費用をかけても不自由なく長持ちを希望される方にお勧めです!
A 残念ながら元通り白くなることは稀です。
しかし、ガラスのように硬く透き通った感じになることはよくあります。このように治癒した状態では削っても痛くはありませんので、下の白い部分を出すことはできます。
前歯部などではホワイトニング等も有効です。こちらも保険治療ではないので何でもできます。
A ドックベストの主成分はミネラルです。歯は「むし歯」に犯されるとミネラル成分が抜けてしまいます。ミネラルが抜けて柔らかくなり溶けてしまうのです。
そこへ、ミネラルを補充するため、もとの歯のように固くなるのです。これを「再石灰化」といいます。もちろん再石灰化した歯質の中には細菌が存在していないため、理想のむし歯治療といえます。ほかの治療法と大きく異なるのがこの点です。
抗生物質等の薬剤が入っていませんので、身体に優しいという点も大きな特徴です。
A ドックベストの主成分はミネラルですので、基本的には問題ないと思いますが、ご心配であればお止めください。また、ドックベストを使った治療は、ご本人の承諾が得られればですが、現在まで一度も問題はありません。
A 歯を削る箇所を少なくできて、痛みが少なく、治療回数も少なくてすむ。という点です。また、歯の神経治療が必要ないという特徴があります。
A 基本的に問題はないと思います。乳歯にドックベストを塗るだけの治療です(ごく小さいむし歯の場合)が、とくに乳歯の場合は穴が空いたままでも、できるだけ治療せず、そのままの状態が最良と思います。乳歯の交換期になると、ほとんどが歯茎が腫れてきますので、治療すると神経を傷つけやすくなります。
A むし歯以外の治療では、歯の根の治療や知覚過敏などの治療にも有効です。
A そんな都合のよい話はないですよね。
むし歯ができるかどうかは、毎日の歯みがきや生活習慣、それに定期的に歯科医院でメンテナンス(クリーニングなどの予防処置)をしているかなどにも左右されます。
ドックベスト治療した歯でも、むし歯になることはあります。